辞書登録 Lite
「辞書登録 Lite」は変換辞書登録ツールの機能限定版で,iPhone では本来不可能な変換辞書登録を特殊な手段によって実現するものです。無料お試し版につき登録件数や機能に制限がありますが,一般的なご利用形態なら十分実用的にお使いいただけます。
※単語登録が成功しないお客様へ: まず,使用方法で正しい操作方法をご確認下さい。それでも変換候補に目的の単語が現れない場合は,トラブル情報をご参考に問題解決を試みて下さい。
※本アプリケーションは機能限定版につき,本格的なご利用には制限を解除し機能を強化した有料版「辞書登録 Plus」のご購入をご検討下さい。なお,本アプリケーションで登録したデータは「辞書登録 Plus」(1.1.0 以上)でも引き続きご利用いただけますので,「辞書登録 Plus」をダウンロードされましたら初回起動するまで「辞書登録 Lite」は消さずに残しておいて下さい。
※本アプリケーションは一般的なユーザー辞書登録とは異なり,特殊な手段によって辞書登録を擬似的に実現しているため,ご使用方法が不適切な場合は期待された効果が得られないことがあります。本ページの説明を良くお読みの上効果的にご活用下さい。
- タイトル: 辞書登録 Lite(じしょとうろくライト)
- 開発元: MGJ Interactive
- 対応機種: iPhone または iPod touch
- 対応 OS: iPhone OS 2.2.1〜3.1 以上(iPhone OS 3.1.3 動作確認済,詳細)
- カテゴリー: ユーティリティ
- 公開時期: 2009 年 1 月
- 最新バージョン: 1.1.0(詳細)
- 入手方法: App Store からダウンロード
- 価格: 無料
- 言語: 日本語
元々海外製品である iPhone では,日本語変換が OS の正規の機能として公開されていないため,通常の操作やアプリケーションの処理で変換辞書を書き換えたりユーザー辞書を追加することは,機構上不可能となっています。しかし,任意の単語を日本語変換に反映させるための暫定的な手段はいくつか知られており,本アプリケーションでは以下のいずれかの方法で変換辞書への登録が可能です。
- 一時登録(変換テストによる登録)
iPhone の日本語キーボードでは一度変換した単語は変換学習辞書に記録され,以後変換候補に優先的に現れるようになっています。一時登録はその性質を逆に利用して,任意のよみがなと登録語で実際に変換テストを実行することにより,一時的に日本語変換で使用できるようにする方式です(登録方法)。
この方式の利点は,一定期間であれば登録した単語が最優先で変換されることで,さらに予測変換によってよみがなの先頭数文字だけで変換候補に現れるようになります。そのため,少数の単語を短期集中的に使用するのに適しています。また,連絡先アドレスブック等の共通データへの影響が一切なく,使わない単語は自動的に消去されますので,一時的に使用したい場合でも気兼ねなく登録することができます。
欠点は,登録の際に必ず変換テストを行う必要があることと,使用頻度の低い単語が一定の条件(詳細)で消去されてしまうことです。ただし,本アプリケーションでは登録履歴(詳細)を利用した再登録により,消去された単語をいつでも復活させることが可能です。
- 連絡先登録
これは上級ユーザーの間で広く知られている方法で,連絡先に登録した人名とよみがなが変換候補に反影されるという iPhone OS 固有の性質を利用した方式です。本アプリケーションではよみがなと登録語を人名として連絡先データベースに保存することにより,擬似的な辞書登録を実現しています(登録方法)。なお,本機能を利用するにはあらかじめ連絡先登録を許可しておく必要があります(詳細)。
この方式の利点は,一度登録した単語が消えることなく半永久的に変換に反影されるということと,登録の際に変換テストなどの煩わしい操作が不要で簡単な手順で登録することができるということです。そのため,登録件数が多くなる場合や日常的に長文を入力する場合に適しています。
欠点は,登録した単語が人名データとして共通の連絡先データベースに格納されるため,連絡先に無関係なアドレスデータとして反映されてしまうということです(詳細)。連絡先データベースを本来と異なる目的で使用するのが好ましくない場合は,本機能は無効のままにしておいて下さい。ただし本アプリケーションでは,連絡先に登録した単語を登録履歴で一元的に管理することにより,当面使わない単語を一時的に連絡先から除去したり復活させたりすることが簡単にできますので,連絡先データベースへの影響を最小限に活用することが可能です。また,連絡先登録した単語は変換の優先度が低く設定され,予測変換が利かない場合もあります。能率的な日本語変換をされたい場合は,変換テストを併用して下さい。
なお,本アプリケーションは無料版につき連絡先登録は最大 32 件に制限されます。
本アプリケーションには単語登録の効率化や有効活用のために,以下のような機能を搭載しています。
- 登録履歴
登録済の単語を一覧して,過去に登録した単語の管理や再登録ができます。また未登録の単語を仮登録として保存し,いつでも一括登録できます(詳細)。なお,本アプリケーションは無料版につき登録履歴は最大 128 件に制限されます。
- Unicode 文字置換機能
登録語の中に { } で括った Unicode 16 進数を記述すれば,対応する Unicode 文字に置換して変換されるようになります。キーボードから入力できない全角スペース {3000} や半角カタカナ {ff61}〜{ff9f} 等の登録も可能になり,複数の 16 進数をスペースで区切って文字列や合成文字を記述することもできます(詳細)。
- ヘルプ表示
操作方法をリアルタイムで指示するガイダンスメッセージや,アプリケーションの活用に有用な情報を適時表示するヒントメッセージなどのヘルプ表示が充実しており,初めての場合でも迷うことなく操作することができます。
ここでは基本的な使用方法の実例をいくつか紹介いたします。詳細な操作方法につきましては操作の詳細をご参照下さい
一時登録は少数の単語を短期集中的に使用するのに適した登録方法です(詳細)。
![[辞書登録 Lite Screen-1]](images/A0001-1.jpg) | よみがな欄に登録語のよみ(ひらがな)を入力する
※同音異義語の多い読みがなは,変換テストに失敗する場合がありますので,本来のよみがなにダミーの文字を追加して登録するようにして下さい(参考)
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![[辞書登録 Lite Screen-2]](images/A0001-2.jpg) | 登録語欄に変換したい目的の単語を入力し [一時登録] を押す
※登録語には通常の日本語の他,記号類や定形文等が登録できます
※登録語の入力には日本語・英語の他,各国のキーボードが使えます
※iPhone OS 3.0 以上では,他のアプリケーションからコピーした単語をペーストすることができます
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![[辞書登録 Lite Screen-3]](images/A0001-3.jpg) | 日本語キーボード(ローマ字またはカナ)に切り替え,先のよみがなをテスト欄に入力して実際に変換処理を実行させる
※iPhone OS 3.0 以上では,変換テストの際にキーボードが英語版にリセットされますので,都度日本語キーボードに切り替えるようにして下さい(参考)
※目的の単語が選択されるまで [確定] は押さないで下さい
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![[辞書登録 Lite Screen-4]](images/A0001-4.jpg) | 変換候補が表示されたら目的の単語が現れるまで [次候補] を押し,先に入力した登録語と同じものを選択する
※登録語の内容によっては変換候補が 2 ページ以上に渡る場合がありますので,目的の単語が現れない場合は「→」か [次候補] を続けて押して次のページ以降を表示してみて下さい
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![[辞書登録 Lite Screen-5]](images/A0001-5.jpg) | 登録語を正しく選択して変換テストに成功すれば登録は完了です
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登録した単語は iPhone OS の変換学習辞書に一時的に記録され,日本語入力可能なほとんどのアプリケーションで一時的に利用できるようになります。一時登録した単語は優先変換と予測変換が有効になり,よみがなの最初の数文字を入力しただけで変換候補に最優先で現れるようになります。
なお,一時登録で単語が頻繁に消えてしまうような場合や登録件数が多くなる場合は,連絡先登録をご利用下さい。
一時登録で単語が頻繁に消えてしまうような場合や単語を半永久的に登録したい場合は,連絡先登録のご利用をお薦めします(詳細)。連絡先登録を利用するにはあらかじめ連絡先登録を許可しておく必要があります(詳細)。
![[辞書登録 Lite Screen-8]](images/A0001-8.jpg) | よみがな欄に登録語のよみ(ひらがな)を入力する
※同音異義語の多い読みがなは,変換しにくくなる傾向がありますので,本来のよみがなにダミーの文字を追加して登録するようにして下さい(参考)
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![[辞書登録 Lite Screen-9]](images/A0001-9.jpg) | 登録語欄に変換したい目的の単語を入力する
※登録語には通常の日本語の他,記号類や定形文等が登録できます
※登録語の入力には日本語・英語の他,各国のキーボードが使えます
※iPhone OS 3.0 以上では,他のアプリケーションからコピーした単語をペーストすることができます
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![[辞書登録 Lite Screen-10]](images/A0001-10.jpg) | [連絡先登録] を押せば登録は完了です
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連絡先登録の場合は変換テストを実行する必要はありませんが,優先変換や予測変換を利用したい場合は,[変換テストを実行] を押して変換テストに進んで下さい。また,登録件数が多くなる場合は,仮登録した単語を一括登録するのをお薦めします(詳細)。
なお,連絡先に単語を登録すると,登録した単語がアドレスデータとして格納された状態になります。一度登録した単語を連絡先アドレスブックから一時的に削除したい場合は,登録履歴画面(編集モード)で削除対象の単語を選択して [連絡先削除] を押せば,仮登録に戻すことができます(詳細)。
ここでは,仮登録機能を用いて,複数の単語を能率的に一時登録する方法をご紹介します。
最初に以下の手順で登録する単語を続けて仮登録します。仮登録には特に操作は不要で,登録されなかった単語は自動的に仮登録として保存されます。
- 登録する単語のよみがなと登録語を入力する
- [+] ボタンを押して次の単語を入力する
(または [C] ボタンで現在の単語をコピーする)
- 以上の手順を全ての単語について繰り返す
- 単語を全て入力したら〈登録履歴]で登録履歴画面を開く
登録履歴画面では直前に仮登録した単語が選択された状態になっていますので,以下の手順で変換テストを続けて実行します。
- [一括登録] を押して一括登録画面を開く
- テスト欄が選択された状態になっているので,日本語キーボードに切り替えて現在のよみがなを入力していく
- 変換候補から現在の登録語と同じものを選択する
- 変換テストに成功したら自動的に次の単語が開く
- 以上の手順を全ての単語について繰り返す
全ての単語の変換テストが終了したら登録は完了です。一般に一括登録した場合は,個別に一時登録した場合よりも登録語の耐久度が向上する傾向にあります。
登録件数が多くなるようなケースでは,連絡先への一括登録をお薦めします。なお,連絡先登録を利用する場合は,まず初期設定画面で連絡先登録を許可しておいて下さい(詳細)。
複数の単語を一括して連絡先登録するには,まず登録する単語を続けて仮登録してから,登録履歴画面で連絡先登録を一括して実行します。
- 登録する単語のよみがなと登録語を入力する
- [+] ボタンを押して次の単語を入力する
(または [C] ボタンで現在の単語をコピーする)
- 以上の手順を全ての単語について繰り返す
- 単語を全て入力したら〈登録履歴]で登録履歴画面を開く
- 登録履歴画面では仮登録した単語が選択された状態になっているので,[連絡先登録] を押して単語を連絡先に登録する
なお,連絡先登録をご利用になる際には,必ず注意事項をご一読下さい。
![[辞書登録 Lite Screen-3]](images/A0001-3.jpg) | 本アプリケーションの一番基本となる画面で,登録する単語を入力し変換テストまたは連絡先登録を実行します。登録履歴画面から [+] または で開きます。
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- 〈登録履歴]: 登録履歴画面を開く
- [+]: 新規の単語を開く(現在の修正内容は仮登録または保存される)
- [C]: 現在の単語をコピーした新規単語を開く
- 「よみがな」欄: 登録する単語のよみをひらがなで入力する
- 「登録語」欄: 登録する単語を任意の文字で入力する
- [一時登録(変換テスト実行)]: 「テスト」欄が現れ変換テストによる一時登録が実行できるようになる
※一時登録の際には実際に入力したよみがなと登録語で必ず変換操作を実行して下さい
- [連絡先登録]: 入力した単語を連絡先に登録する(連絡先登録を許可すれば使用可能)
なお,現在の単語の登録状況は登録履歴画面と同様のアイコンで示されますが,未変更の単語はそれぞれ無地のアイコン(![[未変更一時登録単語]](images/A0001-iconregn.jpg)
![[未変更連絡先登録単語]](images/A0001-iconabn.jpg)
![[未変更仮登録単語]](images/A0001-iconurn.jpg)
)で示され登録履歴データは変更されません。
![[辞書登録 Lite Screen-101]](images/A0001-101.jpg) | 以前登録した単語等を一覧で表示する画面で,単語登録画面から〈登録履歴]で開きます。一覧表は先に新規作成された順に下から並びますが,編集モードで並べ替えることもできます。
なお,本アプリケーションは無料版につき登録履歴は最大 128 件に制限されます。制限を超える場合は先に登録したもの(連絡先登録単語を除く)から順に削除されていきます。
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表示される単語には以下のものがあります。
一時登録単語
- 変換テストに成功して一時登録した単語です。
を押せば変換テストを再実行して再登録することができます。なお,一時登録単語の履歴データは修正不可となっており,再登録や修正をした場合は新規の単語が生成されます
※本画面にリストされた一時登録単語はあくまで変換テストの実行記録にすぎず,変換学習辞書への実際の登録状況や登録の有効性を正確に反影したものではありません(詳細)
連絡先登録単語
- 連絡先に登録した単語です。
を押せば登録内容の修正や変換テストができます。なお,連絡先単語の履歴データは修正可能となっており,内容を修正した場合はそのまま上書きされますが,一時登録し直した場合は新規の単語が生成されます
仮登録単語
- 登録せずに仮登録として保存された単語です。
を押せば内容の修正や一時登録ができます。また,連絡先登録を許可している場合は,単語を選択して [連絡先登録] を押せば連絡先に登録されます。なお,仮登録単語の履歴データは修正可能となっており,再登録や修正をした場合はそのまま上書きされます
仮登録単語(入力エラー)
- 仮登録単語のうち入力内容にエラーのあるものです。エラーの種類によってはそのままでは本登録できないものもありますので,修正してから登録を実行して下さい
一覧表から単語を押すと処理対象として選択され,もう一度押すと選択が解除されます。その他の操作はメールなど一般のアプリケーションとほぼ同じですが,以下の操作が可能です。
- 歯車ボタン: 初期設定画面を開く
- ↑または↓: 登録履歴の表示順(↑下から上,または上から下)を切り換える
- [+]: 単語を新規作成する
- [編集]: 編集モードに切り替わり,単語の一括削除や並べ替えが可能になる
- [一時登録]: 一括登録画面が開き選択した単語の一時登録(変換テスト)をまとめて実行できる
- [連絡先登録]: 選択した単語を一括して連絡先に登録する(連絡先登録を許可すれば使用可能)
- スワイプ(横ずらし): 単語の一件削除
- 始点を選択/解除してから終点を長押し: 範囲内の全ての単語を選択/解除する
- ダブルタップ: 全ての単語を選択(もう一度ダブルタップすると全解除)
- 画面の一番上・一番下(余白部分)を押す: 一覧表の先頭または末尾にスクロール
- 続けて素早くスクロール: 加速スクロール(iPhone OS 3.1 以上)
※登録履歴画面は単に変換テストの実行記録と管理下の連絡先データを一覧するもので,変換学習辞書の状態を直接的に表示・操作するものではありません。一時登録単語としてリストされたものの中には,使用頻度が低いためすでに消去されているものも含まれます。また,登録済の単語を本画面で削除したとしても,変換学習辞書には一定期間残り続けることがあります(詳細)。
![[辞書登録 Lite Screen-102]](images/A0001-102.jpg) | 登録履歴画面で [編集] ボタンを押すと編集モードに切り替わります。編集モードは,メールなど一般のアプリケーションと同様に単語の一括削除や並べ替えができます。
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- [≡]: 上下にドラッグして単語を並べ替える
- [一括削除]: 選択した単語を一括して登録履歴から削除する
※本画面で単語を削除しても,変換学習辞書には一定期間残り続けることがあります(詳細)
- [連絡先削除]: 選択した連絡先登録単語を一括して連絡先アドレスブックから除去し,仮登録として保存し直す(連絡先登録を許可すれば使用可能)
- [完了]: 編集モードを終了し,通常の登録履歴画面に戻る
![[辞書登録 Lite Screen-103]](images/A0001-103.jpg) | 選択した単語の変換テストを順次実行し,まとめて一時登録・再登録する画面で,登録履歴画面から [一時登録] で開きます。
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基本的な操作方法は単語登録画面と同じですが,変換テストが完了すると自動的に次の単語が開きます。その他以下の操作が可能です。
- [▲]: 現在の単語をスキップして次の単語に進む
- [▼]: スキップした単語に戻る
なお,変換テストを実行する前によみがな欄または登録語欄は自由に修正できます。
![[辞書登録 Lite Screen-7]](images/A0001-7.jpg) | アプリケーションの動作に関する設定をする画面で,登録履歴画面から歯車ボタンで開きます。
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- 「起動画面」: 起動時に開く画面を指定する(初期状態は「前回開いた単語」)
- 「登録履歴」: 起動時に登録履歴画面が開く
- 「新規単語」: 起動時に単語登録画面で新規単語が開く
- 「前回開いた単語」: 起動時に単語登録画面で前回開いていた単語が開く(前回の単語が登録直後の場合や登録履歴画面を開いていた場合は,新規単語が開く)
- 「連絡先登録を許可」: 連絡先登録機能の有効・無効を指定する(初期状態は「オフ」)
- 「オン」: 連絡先に「辞書登録 Lite」グループが作成され,連絡先登録機能が有効になる(詳細)。すでに「辞書登録 Lite」グループが存在する場合は,同グループが登録用として設定され中のデータが単語として取り込まれる
- 「オフ」: 連絡先の「辞書登録 Lite」グループと中のデータが全て削除され,連絡先登録機能が無効になる。連絡先から削除された単語は仮登録として保存される
- 「ヒントメッセージ」: ヒント表示の有効・無効を指定する(初期状態は「オン」)
- 「オン」: ヒント表示が有効になり,起動時や操作中に適時ヒントメッセージが表示されるようになる
- 「オフ」: ヒント表示が無効になり,ヒントメッセージは表示されなくなる
- 「ヒントメッセージをリセット」: ヒント表示の履歴をリセットし,全てのヒントメッセージが再度表示されるようになる
- [完了]: 設定変更を確定して登録履歴画面に戻る
- [キャンセル]: 設定変更をキャンセルして登録履歴画面に戻る
- 登録時に入力できる文字数は以下の通りです
- iPhone OS 2.2.x 以下の場合
- よみがな: 最大 128 文字
- 登録語: 最大 256 文字
- iPhone OS 3.0 以上の場合
- よみがな: 最大 127 文字
- 登録語: 最大 140 文字
- よみがなは原則としてひらがなのみですが,iPhone OS 3.0 以下ではアルファベットや記号類が使える場合もあります(ただし,変換テストで成功することが条件です)
- 登録語には通常の日本語の他,記号類や定形文等が登録できます
- 登録語の入力には日本語・英語の他,各国のキーボードが使えます(絵文字キーボードは使えません)
- システムの設定アプリケーションで中国語(簡体字または繁体字)の手書きキーボードをオンにしておけば,中国語と共通の漢字を手書き入力で登録することもできます
- 登録語によっては初めて変換する際や変換テストの際に優先順位が低く設定され,変換候補リストの次ページ以降に現れる場合があります。目的の単語が現れるまで [次候補] を押し続けて下さい(一度変換テストが実行されれば,以後は最優先に設定されます)
一時登録は登録語をシステム標準の変換学習辞書に保存して,暫定的なユーザー辞書として機能させるものです。そのため登録はあくまで一時的なものとなり,出現頻度の低いもの(概ね 1,000 文字につき 1 回未満のもの)から順に消去されていきます。
なお,この場合の使用頻度とは日本語変換の実行回数に対する頻度であり,時間的な頻度とは関係ありません。従って長大な日本語を日常的に入力しているような場合には,使われない単語は一瞬で消え去ることもあります。また,一般的なよみがなよりも,特殊なよみがなの方が登録の耐久性は向上する傾向があります。
その他一時登録には,以下のような制約があります。
- 登録の際には変換テストを実行する必要があり,変換が成功しない限り登録は完了しません(操作方法)
- システムの設定アプリケーションで変換学習辞書をリセットすると,登録した単語は全て削除されます
- 登録件数は 10〜20 件程度が実用的な限度と考えて下さい
一時登録は,もっぱら入力の難しい単語や記号類を短期集中的に使用するためのものです。多数の単語を半永久的に保存したり,長い文章の入力に利用したり,変換辞書をデータベースや備忘録として応用するような用途には連絡先登録をご利用下さい。
また,一時登録した単語は登録履歴画面にリストされますが,これらはあくまで変換テストの実行記録にすぎず,変換学習辞書への実際の登録状況や登録の有効性を正確に反影したものではありません。登録履歴画面をご利用の際には以下の点にご留意下さい。
- 一時登録単語としてリストされたもの中には,使用頻度が低いためすでに消去されているものも含まれます
- 一時登録単語を登録履歴から削除しても,変換学習辞書には一定期間残り続けます
- 一時登録単語を変換学習辞書から実際に消去するには,以下のいずれかの方法をお試し下さい
- 一時登録単語を全て消去する場合は,「設定」アプリケーションの「一般」→「リセット」画面で「キーボードの変換学習をリセット」を実行して下さい(一般の変換学習の結果も全てリセットされます)
- 個別の一時登録単語を明示的に削除する方法はありませんが,変換せずに一定期間放置しておけば自動的に消去されます
- 誤って一時登録した単語を取り消す方法はありませんが,応急処置として 3〜5 種類の同音異義語を続けて変換すれば,最初の変換候補には現れなくなります
- iPhone には実際の変換学習辞書の登録状況を直接的に確認する方法はありませんが,実際に変換を試して予測変換が利いているかどうかで登録状況を確認することができます
- 変換学習辞書の登録状況をさらに詳しく解析したい場合は,iPhone のバックアップデータから辞書ファイルを抽出してみて下さい(詳細)
連絡先登録を利用するには,あらかじめ連絡先登録を許可しておく必要があります。連絡先登録の許可は初回起動時に設定することができますが,後から設定する場合は以下の手順で設定して下さい。
![[辞書登録 Lite Screen-6]](images/A0001-6.jpg) | 登録履歴画面で歯車ボタンを押して,初期設定画面を開く
※登録履歴画面は単語登録画面の 〈登録履歴]ボタンで開きます
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![[辞書登録 Lite Screen-7]](images/A0001-7.jpg) | 「連絡先登録を許可」を「オン」にして [完了] ボタンを押す
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一度連絡先登録を許可しておけば,単語登録の際に連絡先登録か一時登録(変換テスト)を選ぶことができます。また,すでに一時登録済の単語や仮登録した単語を登録履歴画面から選んで連絡先登録し直すこともできます。なお,連絡先登録を許可すると,連絡先アドレスブックに「辞書登録 Lite」というグループが新たに作成され,単語の格納用に使われます。
その他連絡先登録をご利用の際には,以下の点にご注意下さい。
- 連絡先登録した単語は「連絡先」アプリケーションの「辞書登録 Lite」グループで一覧できますが,「すべての連絡先」にも他のアドレスデータと一緒に表示されます。ただし,本アプリケーションで登録した単語は全て「#」インデックスにまとめられています
- 連絡先登録した単語は同じアドレスブックを用いる他のアプリケーションや,同期先の無関係なデータ(「アドレスブック」や MobileMe など)にも反影されることになります。組織内で連絡先データを共有している場合は,本機能を有効にする前にデータ管理の担当者にご相談下さい
- 「辞書登録 Lite」グループは「連絡先」アプリケーションでは削除できませんので,削除したい場合は本アプリケーションの初期設定で連絡先登録を不許可にして下さい(詳細)
- 連絡先登録を不許可にすると,連絡先に登録済の単語は全てアドレスブックから除去され,仮登録として保存し直されます
特定の単語が変換されなかったり優先度が極端に低くなったりするような場合は,多くのケースではよみがなの内容に原因があると考えられます。これは iPhone の日本語変換処理の特性によるもので,変換学習辞書に同音異義語の登録枠が少ないのと(3〜5 件),予測変換との重複時に長い読みがなの候補が優先されるのが原因です。特に iPhone OS 3.1 以上ではその傾向が顕著になっています。
そのため,2〜3 文字の短いよみがなや良く使われるよみがなで単語を登録する際には,本来のよみがなに任意の識別文字やダミーの文字を追加して登録することをお勧めします。よみがなにダミー文字を付けて変換するのは一見面倒に思われがちですが,一度変換テストを実行すれば予測変換が有効となり,以後は本来のよみがな(あるいはその一部)で最優先に変換できるようになりますので,かえって変換操作の能率が向上します。連絡先登録で登録する場合にも変換テストの併用をお勧めします。
- 短いよみがなの改善例
「知客」: しか→しかー(長音符号を追加)
「㐧」: だい→だいいち(連想される熟語のよみを追加)
- 同音異義語の改善例
「奇巧」: きこう→きこうあ
「紀綱」: きこう→きこうい
「騎行」: きこう→きこうう
(識別文字として「あ」「い」「う」等を追加)
また,定形文などの長い単語を登録する場合は,読みがなによっては変換候補に現れなくなる場合があります。これは iPhone OS 日本語キーボード固有の問題で, 一定の条件によって長い単語が変換候補に表示されなくなることがあるからです。長い単語を登録する場合は,むしろ 1〜2 文字程度の短い読みがなの方が変換に成功しやすい傾向にあります。定形文などよみが不定な単語を登録する場合は,以下のようなよみがなにすることをお勧めします。
- あー,いー,うー⋯ 等
- あ,い,う⋯ 等
- ー(長音符号)
※同音異義語が増え過ぎないようにご注意下さい
登録語の中に { } で括った Unicode 16 進数を記述すれば,対応する Unicode 文字に置換して変換されるようになります。複数の 16 進数をスペースで区切って文字列や合成文字を記述することもできます。
〔使用例〕
{9ad9 fa11} →「髙﨑」(ハシゴ高 + タテ崎)
{3000} →全角スペース(注)
{ff61}〜{ff9f} → 半角カタカナ(一覧,注)
{25b 303}fini →「ɛ̃fini」(発音記号の「アンフィニ」)
{928 92e 938 94d 924 947} →「नमस्ते」(ヒンディー語の挨拶「ナマステ」)
置換文字は変換の際に Unicode 文字に置き換わって変換されますが,登録語設定画面で Unicode 置換文字を確定すれば,Unicode 文字に置換された状態で登録されます。なお,Unicode のご利用に関しては以下の注意事項にもご留意下さい。
- Unicode を調べるには,文字パレット(Mac OS X の場合)または文字コード表(Windows の場合)を利用するか,もしくは The Unicode Consortium が公開している文字コード一覧を参照して下さい
- { } 内に無効なコードが含まれている場合は文字置換は行われません
- 「{ }」を含む単語(定形文)を文字置換したくない場合は「{」の代りに「{7b}」を入力して下さい
- Unicode 文字の中には iPhone で表示されないものや,アプリケーションまたは Web サイトによって正しく処理されないものがあります
- iPhone ではヒンディー語やベンガル語などで特殊な結合規則が正しく反影されない場合があります(転送先の端末で対応していれば正しく表示されます)
- iPhone OS の制約により,全角スペース {3000} はテキストフィールド(一行入力欄)を利用したアプリケーションでは半角スペースに置き換わって処理されることがあります
- 半角カタカナはインターネットの規格上特殊扱いとなり,メールサーバーや Web サイトによっては使えない場合があります
- iPhone OS 3.0 以上では,原則として Softbank 絵文字({E001}〜{E537})を含む単語は使用でませんが,連絡先登録したものは「メール」と「SMS/MMS」に限り使用できます(絵文字一覧)。なお SoftBank 絵文字は iPhone または SoftBank 携帯電話以外では正しく表示されません
本章ではアプリケーションに関する技術的な情報を記載しています。通常のご利用には特にお読みいただく必要ありませんが,効果的な活用のためのご参考にして下さい。
- 1.0.0(2009 年 1 月): 初期リリース
- 1.0.1(2009 年 2 月): メンテナンス
- 1.0.2(2009 年 5 月): 軽微な改善
- 1.0.3(2009 年 7 月): iPhone OS 3.0 互換性対策
- 1.0.4(2009 年 12 月): 機能追加等
- 1.0.5(2010 年 1 月): 軽微な改善
- iPhone OS 3 における字数制限の最適化
- ヒントメッセージの強化
- 1.1.0(2010 年 3 月): 「辞書登録 Plus」の機能を導入した大幅な機能強化
- 連絡先登録に対応
従来の一時登録に加え連絡先登録にも対応(無料版につき最大 32 件に制限)。
- 登録履歴の導入
登録履歴画面を導入し過去に登録した単語の管理や再登録,仮登録の一括登録に対応(無料版につき最大 128 件に制限)
- 初期設定画面の導入
初期設定画面を導入し,起動時画面や連絡先登録の許可,ヒントメッセージ表示設定に対応
- ヘルプ機能の強化
操作方法をリアルタイムで表示するガイダンスを強化
本アプリケーションの動作はその性質上 OS の機能に大きく依存しているため,iPhone OS のバージョンによって若干の制約事項がございます。ご利用の OS バージョンに応じて,以下の注意事項にご留意下さい。
- iPhone OS 2.2.1 での注意点
- iPhone OS 2.2.1 では入力欄でのコピー & ペーストは使えません。ただし,一度登録した単語は変換によって再利用できますので,繰り返し使われる語句はあらかじめ登録しておくことをお勧めします。また単語アップローダーを使って,パソコンでコピー & ペーストした単語を転送することもできますのでご活用下さい
- iPhone OS 2.2.1 ではシェイク操作によるアンドゥは利きません。ただし,登録画面で修正内容をお間違えの際には,よみがなと登録語を両方削除すれば前回保存した状態に戻すことができます。また,編集画面で修正内容を取り消したい場合は,登録語設定画面で [元の状態に戻す] を実行すれば,編集画面を開いた時の状態に戻すことができます
- iPhone OS 2.2.1 では日本語キーボードの処理の性質上,メモリー不足によりシステムの動作が不安定になりやすくなっています。日本語入力の動作が不安定な場合やメモリー不足の警告が出る場合は,一旦装置の電源(ロックボタン長押し)をオフにしてから入れ直してみて下さい
- iPhone OS 3.0 または iPhone OS 3.1 以上での注意点
- iPhone OS 2.2.1 から iPhone OS 3.0 以上にアップグレードした際に,一時登録した単語が利用できなくなることがあります。iPhone OS 3.0 以上をインストールした場合は,登録履歴画面から必要な単語を選択して再登録を実施して下さい(連絡先登録したものについては再登録は不要です)
- iPhone OS 3.0 以上では一時登録でテスト欄を開くときにキーボードが英語版にリセットされます。変換テスト実行の際には都度日本語キーボードに切り替えるようにして下さい。一時登録の件数が多くなる場合は操作が煩雑になりますので,連絡先登録のご利用をお薦めします。なお,「設定」アプリケーションで日本語以外のキーボードを全てオフにしておけば,キーボードのリセットを回避できますので,切替操作が煩わしい場合は本アプリケーションご利用の際一時的に設定変更してみて下さい
- iPhone OS 3.0 以上では登録できる文字数の制限が厳しくなっており,よみがなは最大 127 文字,登録語は最大 140 文字になりました。制限を超える単語を登録すると,実際の変換を実行した際にアプリケーションが強制終了しますのでご注意下さい
- iPhone OS 3.0 以上では,原則として Softbank 絵文字 {E001}〜{E537} を含む単語の登録・変換はできなくなりました。ただし,連絡先登録したものは「メール」と「SMS/MMS」に限り使用できます
- iPhone OS 3.1 以上での注意点
- iPhone OS 3.1 以上では変換テストで予測変換が効かなくなっていますので,よみがなを最後まで入力するようにして下さい。ただし,一度変換テストに成功すれば以後は予測変換が有効になり,よみがなの一部で変換できるようになります
- iPhone OS 3.1 以上では連絡先登録した単語の予測変換が効かない場合があります。予測変換を使いたい場合は変換テストを併用して下さい
- iPhone OS 3.1 以上では,同音異義語が多いと変換候補に出にくくなる傾向が特に顕著になっています。良く使われるよみがなで登録する場合は,通常のよみがなの後に任意の識別文字を付けて登録するようにして下さい(参考)
- iPhone OS 3.1 以上では標準のメールアプリケーションにおける日本語キーボードの動作に問題があり,登録した単語がメールで使用できなくなる等の不具合が知られています。現時点では根本的な対策は不明ですが,有効と思われる対処法についてはトラブル情報を参考にお試しください
- 一時登録(変換テスト)は変換学習辞書のトレーナーとしても利用できます。システム辞書の収録単語や連絡先に登録済の単語に対して変換テストを実行すれば,あらかじめ変換の優先度を上げておくことができるため,同音異義語が多くて変換しにくい単語を集中的に使用する場合に有用です
- 誤って一時登録した単語や一度誤変換してしまった単語は,変換学習辞書に自動的に保存され,個別に削除することはできません。ただし,変換候補に現れるのがどうしても不都合な場合は,応急処置として 3〜5 種類の同音異義語を続けて変換すれば,最初の変換候補には現れなくなります
- Web フォームなどのパスワード欄には日本語キーボードが使えませんので,パスワードを単語として登録することは(保安上の理由からも)あまり意味がありません。そのような目的のために iPhone OS 3.0 以上では Safari でパスワードの自動入力が可能となっておりますので,「設定」アプリケーションの「Safari」画面で設定してみて下さい
- 動詞や形容詞などの用言類を登録する場合は,語幹だけを登録し活用語尾と分けて変換するのをお薦めします。使用頻度の高い活用語尾は連想変換により自動的に提示されるようになります
【例】「うるお」→「浥」(う/い/す)
- 上級者向け: 一時登録の有効状況を確認したい場合や変換学習辞書の内容を解析したい場合には,iPhone のバックアップデータから辞書ファイルを抽出することが可能です。例えば,Pádraig 氏の