辞書登録 Lite
「辞書登録 Lite」は変換辞書登録ツールの機能限定版で,通常のユーザ辞書を使わずに連絡先アドレスデータを利用して辞書登録を実現するものです。元々ユーザー辞書に対応していない iPhone OS 3.x 以下のために開発された製品でしたが、iOS 4 でも顔文字登録など通常のユーザー辞書と異なる特殊用途のためにご活用いただけます。無料お試し版につき登録件数や機能に制限がありますが,一般的なご利用形態なら十分実用的にお使いいただけます。
公式 Twitter のご案内: MGJ Interactive 公式 Twitter では「辞書登録 Lite」を始めとする製品の最新情報や,便利でユニークな使い方のヒントなどを発信しています。
※単語登録が成功しないお客様へ: まず,使用方法で正しい操作方法をご確認下さい。それでも変換候補に目的の単語が現れない場合は,トラブル情報をご参考に問題解決を試みて下さい。辞書変換はシステムの動作状況やメモリー使用状況に依存しますので,本アプリケーションで変換できない場合は有料版の「辞書登録 Plus」や他のアプリケーションでも改善できません。
※iOS 4 以降では専用のアプリケーションを使わなくても「設定 > 一般 > キーボード > ユーザ辞書を編集…」で通常の辞書登録ができます。顔文字登録や単語リストの一括登録など特別な用途を除き,iOS 4 以降では本製品を含む辞書登録アプリケーションの類は必要ありませんのでご注意下さい。
※本アプリケーションは機能限定版につき,本格的なご利用には制限を解除し機能を強化した有料版「辞書登録 Plus」のご購入をご検討下さい。なお,本アプリケーションで登録したデータは「辞書登録 Plus」でも引き続きご利用いただけますので,「辞書登録 Plus」をダウンロードされましたら初回起動するまで「辞書登録 Lite」は消さずに残しておいて下さい。
- タイトル: 辞書登録 Lite(じしょとうろくライト)
- 開発元: MGJ Interactive
- 対応機種: iPhone,iPod touch 等の各種 iOS 対応機器
- 対応 OS: iPhone OS 2.2.1〜iOS 4 以上(詳細)
- カテゴリー: ユーティリティ
- 公開時期: 2009 年 1 月
- 最新バージョン: 2.0.0(詳細)
- 入手方法: App Store からダウンロード
- 価格: 無料
- 言語: 日本語
iPhone OS 3.1.3 以下では日本語変換のユーザー辞書に対応しておらず,通常の方法では辞書登録が不可能でした。しかし,本製品では単語を連絡先に登録することで,通常のユーザー辞書を使わずに辞書登録を可能としています。これは上級ユーザーの間で広く知られていた方法で,連絡先に登録した人名とよみがなが変換候補に反影されるという iPhone OS 固有の性質を利用したものです。
連絡先登録は iOS 4 でも有効ですので,通常のユーザー辞書とは別に特殊用途の辞書としてご利用いただけます。登録・削除の面倒な通常のユーザー辞書の代りに,多数の単語を手軽に登録・解除できる多機能辞書登録ツールとしてご活用下さい。常に使う重要単語は通常のユーザー辞書で,入れ替わりの多い顔文字や時事用語等は本アプリケーションで,という使い分けも便利です。
ただし連絡先登録は通常のユーザー辞書登録と違って,登録した単語が人名データとして連絡先データベースに格納されるため,連絡先に無関係なアドレスデータとして反映されてしまうという制約があります(詳細)。連絡先データベースを本来と異なる目的で使用するのが好ましくない場合は,本アプリケーションのご使用を中止し,iOS 4 の辞書登録(設定 > 一般 > キーボード > ユーザ辞書を編集…)をご利用になるか,または連絡先登録を不許可に設定して変換学習専用としてご利用下さい(変換学習は一時的な単語登録としても機能します)。
なお,本アプリケーションは無料版につき登録件数は最大 256 件に制限されます。
本アプリケーションには単語登録の効率化や有効活用のために,以下のような機能を搭載しています。
- 変換学習
任意のよみがなと登録語に対して変換テストを実行することにより,変換の優先順位を上げたり予測変換を有効にする機能です(詳細)。よく使う単語で変換学習を実行しておけば、日本語入力の効率が格段に向上するでしょう。また,辞書に登録されていない任意の単語で変換学習できますので,これを利用することで一時的な辞書登録としてもご利用いただけます。
- 顔文字登録
iOS 4 以上ではよみがな欄右側の (^_^) ボタンで顔文字登録を指定し,[^_^] キーに追加登録することが可能になります。顔文字だけでなく定型文のワンタッチ呼出しにも活用できます。
- 登録履歴画面
登録済の単語を一覧して,過去に登録した単語の一括削除や変換学習が実行できます(詳細)。不要な単語を一時的に登録解除したり一括再登録するのも簡単です。
- Unicode 文字置換機能
登録語の中に { } で括った Unicode 16 進数を記述すれば,対応する Unicode 文字に置換して変換されるようになります(詳細)。キーボードから入力できない全角スペース {3000} や半角カタカナ {ff61}〜{ff9f} 等の登録も可能になり,複数の 16 進数をスペースで区切って文字列や合成文字を記述することもできます。
※iOS 4.2 以上の場合は、より強力で柔軟な Unicode 入力ツール「Unicoder Lite」(無料アプリケーション)のご利用をお勧めします
- ヘルプ表示
操作方法をリアルタイムで指示するガイダンスメッセージや,アプリケーションの活用に有用な情報を適時表示するヒントメッセージなどのヘルプ表示が充実しており,初めての場合でも迷うことなく操作することができます。
ここでは基本的な使用方法を紹介いたします。詳細な操作方法につきましては操作の詳細をご参照下さい
前準備
本アプリケーションで辞書登録するには,あらかじめ連絡先登録を許可しておく必要があります。
![[辞書登録 Lite Screen-101]](images/A0001-101.jpg) | 初期画面の指示に従って連絡先登録を許可する
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登録方法
本アプリケーションでは単語登録の方法として「連絡先登録」を利用します。
![[辞書登録 Lite Screen-102]](images/A0001-102.jpg) | よみがな欄に登録語のよみ(ひらがな)を入力する
※iOS 4 以上では,右側の (^_^) ボタンで顔文字登録が指定できます。
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![[辞書登録 Lite Screen-103]](images/A0001-103.jpg) | 登録語欄に変換したい単語を入力する
※登録語には通常の日本語の他,記号類や定形文等が登録できます
※登録語の入力には日本語・英語の他,各国のキーボードが使えます
※iPhone OS 3.0 以上では,他のアプリケーションからコピーした単語をペーストすることができます
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![[辞書登録 Lite Screen-104]](images/A0001-104.jpg) | [連絡先登録] を押すか,または改行(次へ)を押せば登録は完了です
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連絡先登録を実行すると,登録した単語がアドレスデータとして連絡先に格納された状態になります。一度登録した単語を連絡先から一時的に削除したい場合は,登録履歴画面(編集モード)で削除対象の単語を選択して [登録解除] を押せば,連絡先から一旦削除され仮登録として保存されます(詳細)。
![[辞書登録 Lite Screen-201]](images/A0001-201.jpg) | 本アプリケーションの一番基本となる画面で,登録する単語を入力し連絡先登録または変換テスト(変換学習)を実行します。登録履歴画面から [+] または で開きます。
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- 〈登録履歴]: 登録履歴画面を開く
- [+]: 新規の単語を開く(現在の修正内容は仮登録または保存される)
- [C]: 現在の単語をコピーした新規単語を開く
- 「よみがな」欄: 登録する単語のよみをひらがなで入力する
- 「登録語」欄: 登録する単語を任意の文字で入力する
- (^_^): [^_^] キー(顔文字キー)への追加登録を指定する
- [連絡先登録]: 入力した単語を連絡先に登録する
- [変換テスト(変換学習)]: 「テスト」欄が現れ変換テスト(変換学習)が実行できるようになる(詳細)
※変換テストの際には実際に入力したよみがなと登録語で必ず変換操作を実行して下さい
なお,現在の単語の登録状況は登録履歴画面と同様のアイコンで示されますが,未変更の単語はそれぞれ無地のアイコン(![[未変更学習済単語]](images/A0001-iconregn.jpg)
![[未変更連絡先登録単語]](images/A0001-iconabn.jpg)
![[未変更仮登録単語]](images/A0001-iconurn.jpg)
)で示され登録履歴データは変更されません。
![[辞書登録 Lite Screen-202]](images/A0001-202.jpg) | 登録・変換学習・仮登録した単語を一覧で表示する画面で,単語登録画面から〈登録履歴]で開きます。一覧表は表示順の指定(詳細)に従い新規作成された順に下または上から並びますが,編集モードで並べ替えることもできます。
なお,本アプリケーションは無料版につき登録履歴は最大 256 件に制限されます。制限を超える場合は先に登録したもの(連絡先登録単語を除く)から順に削除されます。
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表示される単語には以下のものがあります。
学習済単語
- 変換テストに成功して変換学習した単語です。
を押せば変換テストを再実行して変換学習を再実行することができます。なお,学習済単語の履歴データは修正不可となっており,連絡先登録や修正をした場合は新規の単語が生成されます
※本画面にリストされた学習済単語はあくまで変換テストの実行記録にすぎず,変換学習辞書への実際の登録状況や変換学習の有効性を正確に反影したものではありません(詳細)
連絡先登録単語
- 連絡先登録した登録済単語です。
を押せば登録内容の修正や変換テストが実行できます。なお,連絡先登録単語の履歴データは修正可能となっており,内容を修正した場合はそのまま上書きされます
仮登録単語
- 実際の登録はせずに仮登録として保存された単語です。
を押せば内容の修正や連絡先登録や変換学習が実行できます。なお,仮登録単語の履歴データは修正可能となっており,内容を修正した場合はそのまま上書きされます
仮登録単語(入力エラー)
- 仮登録単語のうち入力内容にエラーのあるものです。エラーの種類によってはそのままでは連絡先登録や変換学習ができないものもありますので,修正してから登録等を実行して下さい
一覧表から単語を押すと処理対象として選択され,もう一度押すと選択が解除されます。その他の操作はメールなど一般のアプリケーションとほぼ同じですが,以下の操作が可能です。
- 歯車ボタン: 初期設定画面を開く
- ↑または↓: 登録履歴の表示順(↑下から上,または上から下)を切り換える
- [+]: 単語を新規登録する
- [編集]: 編集モードに切り替わり,単語の一括削除・登録解除や並べ替えが可能になる
- [連絡先登録]: 選択した単語を一括して連絡先登録する
- [変換学習]: 変換学習画面が開き選択した単語の変換テスト(変換学習)を順次実行できる
- スワイプ(横ずらし): 単語の一件削除
- 始点を選択/解除してから終点を長押し: 範囲内の全ての単語を選択/解除する
- ダブルタップ: 全ての単語を選択(もう一度ダブルタップすると全解除)
- 画面の一番上・一番下(余白部分)を押す: 一覧表の先頭または末尾にスクロール
- 続けて素早くスクロール: 加速スクロール(iPhone OS 3.1 以上)
![[辞書登録 Lite Screen-203]](images/A0001-203.jpg) | 登録履歴画面で [編集] ボタンを押すと編集モードに切り替わります。編集モードは,メールなど一般のアプリケーションと同様に単語の一括削除や並べ替えができます。
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- [≡]: 上下にドラッグして単語を並べ替える
- [登録解除]: 選択した連絡先登録単語を一括して連絡先アドレスブックから除去し,仮登録として保存し直す
- [一括削除]: 選択した単語を一括して削除する
※本画面で単語を削除しても,変換学習辞書には一定期間残り続けることがあります(詳細)
- [完了]: 編集モードを終了し,通常の登録履歴画面に戻る
![[辞書登録 Lite Screen-204]](images/A0001-204.jpg) | 選択した単語の変換テストを順次実行し,まとめて変換学習にかける画面で,登録履歴画面から [変換学習] で開きます。
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基本的な操作方法は単語登録画面と同じですが,変換テストが完了すると自動的に次の単語が開きます。その他以下の操作が可能です。
- [▲]: 現在の単語をスキップして次の単語に進む
- [▼]: スキップした単語に戻る
なお,変換テストを実行する前によみがな欄または登録語欄は自由に修正できます。
![[辞書登録 Lite Screen-205]](images/A0001-205.jpg) | アプリケーションの動作に関する設定をする画面で,登録履歴画面から歯車ボタンで開きます。
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- 「起動画面」: 起動時に開く画面を指定する(初期状態は「前回開いた単語」)
- 「登録履歴」: 起動時に登録履歴画面が開く
- 「新規単語」: 起動時に単語登録画面で新規単語が開く
- 「前回開いた単語」: 起動時に単語登録画面で前回開いていた単語が開く(前回の単語が登録直後の場合や登録履歴画面を開いていた場合は,新規単語が開く)
- 「連絡先登録を許可」: 連絡先登録機能の有効・無効を指定する(初期状態は「オフ」)
- 「オン」: 連絡先に「辞書登録 Lite」グループが作成され,連絡先登録機能が有効になる(詳細)。すでに「辞書登録 Lite」グループが存在する場合は,同グループが登録用として設定され中のデータが単語として取り込まれる
- 「オフ」: 連絡先の「辞書登録 Lite」グループと中のデータが全て削除され,連絡先登録機能が無効になる。連絡先から削除された単語は仮登録として保存される
- 「ヒントメッセージ」: ヒント表示の有効・無効を指定する(初期状態は「オン」)
- 「オン」: ヒント表示が有効になり,起動時や操作中に適時ヒントメッセージが表示されるようになる
- 「オフ」: ヒント表示が無効になり,ヒントメッセージは表示されなくなる
- 「ヒントメッセージをリセット」: ヒント表示の履歴をリセットし,全てのヒントメッセージが再度表示されるようになる
- [完了]: 設定変更を確定して登録履歴画面に戻る
- [キャンセル]: 設定変更をキャンセルして登録履歴画面に戻る
- 登録時に入力できる文字数は以下の通りです
- iPhone OS 2.2.x 以下の場合
- よみがな: 最大 128 文字
- 登録語: 最大 256 文字
- iPhone OS 3.0/iOS 4 以上の場合
- よみがな: 最大 127 文字
- 登録語: 最大 140 文字
- よみがなは原則としてひらがなのみですが,iPhone OS 3.0 以下ではアルファベットや記号類が使える場合もあります
- iOS 4 では右側の (^_^) を押すとよみがなが「☻」となり,[^_^] キー(顔文字キー)に割り当てられます
- 登録語には通常の日本語の他,記号類や定形文・顔文字等が登録できます
- 登録語の入力には日本語・英語の他,各国のキーボードが使えます(絵文字キーボードは使えません)
- システムの設定アプリケーションで中国語(簡体字または繁体字)の手書きキーボードを追加しておけば,中国語と共通の漢字を手書き入力で登録することもできます
- 登録語によっては初めて変換する際や変換テストの際に優先順位が低く設定され,変換候補リストの次ページ以降に現れる場合があります。目的の単語が現れるまで [次候補] を押し続けて下さい(一度変換に成功すれば,以後は最優先に設定されます)
本アプリケーションでは単語登録の方法として「連絡先登録」を利用しますので,あらかじめ連絡先登録を許可しておく必要があります。連絡先登録の許可は初回起動時に設定することができますが,後から設定する場合は以下の手順で設定して下さい。
![[辞書登録 Lite Screen-301]](images/A0001-301.jpg) | 登録履歴画面で歯車ボタンを押して,初期設定画面を開く
※登録履歴画面は単語登録画面の 〈登録履歴]ボタンで開きます
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![[辞書登録 Lite Screen-302]](images/A0001-302.jpg) | 「連絡先登録を許可」を「オン」にして [完了] ボタンを押す
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一度連絡先登録を許可すれば,すでに変換学習済の単語や仮登録した単語を登録履歴画面から選んで連絡先登録し直すこともできます。なお,連絡先登録を許可すると,連絡先に「辞書登録 Lite」というグループが新たに作成され,登録単語の格納用に使われます。
その他連絡先登録をご利用の際には,以下の点にご注意下さい。
- 連絡先登録した単語は「連絡先」アプリケーションの「辞書登録 Lite」グループで一覧できますが,「すべての連絡先」にも他のアドレスデータと一緒に表示されます。ただし,本アプリケーションで登録した単語は全て「#」インデックスにまとめられています
- 連絡先登録した単語は同じアドレスブックを用いる他のアプリケーションや,同期先の無関係なデータ(「アドレスブック」や MobileMe など)にも反影されることになります。組織内で連絡先データを共有している場合は,連絡先登録を許可する前にデータ管理の担当者にご相談下さい
- 連絡先アドレスデータを Microsoft Exchange やその他外部クラウドと共有している場合は,連絡先登録が無効となる場合があります(詳細)。連絡先登録を利用される場合は「設定」アプリケーションの「メール/連絡先/カレンダー」画面で「連絡先」の「デフォルトアカウント」を「iPhone」に設定するようにして下さい。組織内で連絡先データを共有されているなど,連絡先アカウントの設定変更ができない場合は,連絡先登録を不許可にして変換学習専用としてご利用下さい
- 「辞書登録 Lite」グループは「連絡先」アプリケーションでは削除できませんので,削除したい場合は本アプリケーションの初期設定で連絡先登録を不許可にして下さい(詳細)
- 連絡先登録を不許可にすると,連絡先に登録済の単語は全てアドレスブックから除去され,仮登録として保存し直されます
- 連絡先登録を不許可にした場合は,一般的な辞書登録はできなくなり本アプリケーションは変換学習専用となります(変換学習は一時的な単語登録として利用できます)
変換学習は任意のよみがなと登録語に対して変換テストを実行することにより,変換の優先順位を上げたり予測変換を有効にする機能です。よく使う単語の変換効率を上げるための機能ですが,わざわざ連絡先に保存したくない単語の場合や連絡先登録を不許可にした場合の一時的な辞書登録としても利用できます。変換学習は以下の手順で実行します。
![[辞書登録 Lite Screen-303]](images/A0001-303.jpg) | 登録履歴から または [変換学習] で単語を開くか,または単語登録画面で任意のよみがなと登録語を入力する
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![[辞書登録 Lite Screen-304]](images/A0001-304.jpg) | [変換テスト(変換学習)] を押してテスト欄を開く
※登録履歴から [変換学習] で単語を開いた場合は自動的にテスト欄が開きます
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![[辞書登録 Lite Screen-305]](images/A0001-305.jpg) | 日本語キーボード(ローマ字またはカナ)に切り替え,先のよみがなをテスト欄に入力して実際に変換処理を実行させる
※iPhone OS 3.x では,変換テストの際にキーボードが英語版にリセットされますので,都度日本語キーボードに切り替えるようにして下さい(参考)
※目的の単語が選択されるまで [確定] は押さないで下さい
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![[辞書登録 Lite Screen-306]](images/A0001-306.jpg) | 変換候補が表示されたら目的の単語が現れるまで [次候補] を押し,先に入力した登録語と同じものを選択する
※登録語の内容によっては変換候補が 2 ページ以上に渡る場合がありますので,目的の単語が現れない場合は「→」か [次候補] を続けて押して次のページ以降を表示してみて下さい
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![[辞書登録 Lite Screen-307]](images/A0001-307.jpg) | 登録語を正しく選択して変換テストに成功すれば変換学習は完了です
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なお変換学習には,以下のような制約があります。
- 変換学習するには変換テストを実行する必要があり,変換が成功しない限り学習効果は有効になりません
- 学習効果は一時的なもので,使用頻度の低いものは効果が無効となります
- 学習効果が低くなったり無効になった単語は,登録履歴画面から選んで再度変換学習できます(詳細)
- システムの設定アプリケーションで変換学習辞書をリセットすると,学習効果は全て無効となります
- 一度に多数の単語を変換学習にかけると学習効果が低くなります。10〜20 語程度が実用的な限度と考えて下さい
なお,変換学習した単語は登録履歴画面にリストされますが,これらはあくまで変換テストの実行記録にすぎず,変換学習辞書への実際の登録状況や学習効果の有効性を正確に反影したものではありません。登録履歴画面をご利用の際には以下の点にご留意下さい。
- 学習済単語としてリストされたもの中には,使用頻度が低いためすでに消去されているものも含まれます
- 学習済単語を登録履歴から削除しても学習効果は一定期間残り続けます。プライベートな情報など他人に見られたくない単語の取扱いにはご注意下さい
- 学習効果の有効性を詳しく解析したい場合は,iPhone のバックアップデータから変換学習辞書ファイルを抽出してみて下さい(詳細)
特定の単語が変換されなかったり優先度が極端に低くなったりするような場合は,多くのケースではよみがなの内容に原因があると考えられます。これは iPhone の日本語変換処理の特性によるもので,特に iPhone OS 3.1 ではその傾向が顕著になっています。
例えば定形文などの長い単語を登録する場合,読みがなによっては変換候補に現れなくなる場合があります。これは iPhone OS 日本語キーボード固有の問題で,一定の条件によって長い単語が変換候補に表示されなくなることがあるからです。長い単語を登録する場合は,むしろ 1〜2 文字程度の短い読みがなの方が変換に成功しやすい傾向にあります。定形文などよみが不定な単語を登録する場合は,以下のようなよみがなにすることをお勧めします。
- あー,いー,うー⋯ 等
- あ,い,う⋯ 等
- ー(長音符号)
- ☻(iOS 4 以上の場合,[^_^] キーに割当)
また,2〜3 文字の短いよみがなや良く使われるよみがなで単語を登録する際には,本来のよみがなに任意の識別文字やダミーの文字を追加して登録することをお勧めします。よみがなにダミー文字を付けて変換するのは一見面倒に思われがちですが,一度実際に変換したり変換学習を実行することによって予測変換が有効となり,以後は本来のよみがな(またはその一部)で最優先に変換できるようになりますので,かえって変換操作の能率が向上します。この場合,単語の登録後に変換テストを実行することをお勧めします。
- 短いよみがなの改善例
「知客」: しか→しかー(長音符号を追加)
「㐧」: だい→だいいち(連想される熟語のよみを追加)
- 同音異義語の改善例
「奇巧」: きこう→きこうあ
「紀綱」: きこう→きこうい
「騎行」: きこう→きこうう
(識別文字として「あ」「い」「う」等を追加)
登録語の中に { } で括った Unicode 16 進数を記述すれば,対応する Unicode 文字に置換して変換されるようになります。複数の 16 進数をスペースで区切って文字列や合成文字を記述することもできます。
〔使用例〕
{9ad9 fa11} →「髙﨑」(ハシゴ高 + タテ崎)
{3000} →全角スペース(注)
{ff61}〜{ff9f} → 半角カタカナ(一覧,注)
{25b 303}fini →「ɛ̃fini」(発音記号の「アンフィニ」)
{928 92e 938 94d 924 947} →「नमस्ते」(ヒンディー語の挨拶「ナマステ」)
※iOS 4.2 以上の場合は本機能の代りに「Unicoder Lite」(無料アプリケーション)のご利用をお勧めします。Unicoder Lite は多機能の Unicode 入力ツールで、iPhone 等 iOS 機器に搭載されたあらゆる文字の閲覧と入力を一貫したインターフェイスで提供するものです。クリップボード同期により、入力した単語・定型文・顔文字等をそのまま登録語欄にペーストできる簡便さが特徴です。
なお,Unicode のご利用に関しては以下の注意事項にもご留意下さい。
- Unicode を調べるには,文字パレット(Mac OS X の場合)または文字コード表(Windows の場合)を利用するか,もしくは The Unicode Consortium が公開している文字コード一覧を参照して下さい
- { } 内に無効なコードが含まれている場合は文字置換は行われません
- 「{ }」を含む単語(定形文)を文字置換したくない場合は「{」の代りに「{7b}」を入力して下さい
- Unicode 文字の中には iPhone で表示されないものや,アプリケーションまたは Web サイトによって正しく処理されないものがあります
- OS の制約により,全角スペース {3000} はテキストフィールド(一行入力欄)を利用したアプリケーションでは半角スペースに置き換わって処理されることがあります
- 半角カタカナはインターネットの規格上特殊扱いとなり,メールサーバーや Web サイトによっては使えない場合があります
- iPhone OS 3.0 以上では,原則として Softbank 絵文字({E001}〜{E537})を含む単語は使用でませんが,連絡先登録したものは「メール」と「SMS/MMS」に限り使用できます(絵文字一覧)。なお SoftBank 絵文字は iPhone または SoftBank 携帯電話以外では正しく表示されません
本アプリケーションをアンインストール(使用中止)される場合,アプリケーションを削除しただけでは連絡先に「辞書登録 Lite」グループが残ってしまい,通常の方法では削除できなくなります。アンインストールの際には以下の手順で,連絡先登録を不許可にしてからアプリケーションを削除するようにして下さい。
![[辞書登録 Lite Screen-310]](images/A0001-310.jpg) | 登録履歴画面から歯車ボタンで初期設定画面を開き,「連絡先登録を許可」を「オフ」にして [完了] を押す
※連絡先登録を不許可にした場合や,iOS 4 で初回起動時にアプリケーションの使用中止を選んだ場合は,この操作は不要です
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![[辞書登録 Lite Screen-311]](images/A0001-311.jpg) | 連絡先から「辞書登録 Lite」グループが削除されたことを確認したら,「辞書登録 Lite」アプリケーションを削除できます
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万一「辞書登録 Lite」グループを消さずにアプリケーションを削除してしまった場合は,以下の手順でアンインストールをやり直して下さい。
![[辞書登録 Lite Screen-308]](images/A0001-308.jpg) | 「App Store」からダウンロードするか iTunes から同期し直すなどして,「辞書登録 Lite」アプリケーションをインストールし直す
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![[辞書登録 Lite Screen-309]](images/A0001-309.jpg) | 「辞書登録 Lite」を起動し初期メッセージに従って一旦連絡先登録を許可する
※iOS 4 以上の場合はアプリケーションの使用継続/中止を尋ねるメッセージが現れますので,一旦「使用する」を選んで先に進んで下さい
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![[辞書登録 Lite Screen-310]](images/A0001-310.jpg) | 登録履歴画面から歯車ボタンで初期設定画面を開き,「連絡先登録を許可」を「オフ」にして [完了] を押す
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![[辞書登録 Lite Screen-311]](images/A0001-311.jpg) | 連絡先から「辞書登録 Lite」グループが削除されたことを確認したら,「辞書登録 Lite」アプリケーションを削除できます
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なお,パソコンのアドレスブック(アドレス帳)などと同期している場合は,同期先のパソコンで「辞書登録 Lite」グループを削除してから iTunes で同期し直すという方法もございます。詳しくは当該パソコンソフトのマニュアル等でご確認下さい。
本章ではアプリケーションに関する技術的な情報を記載しています。通常のご利用には特にお読みいただく必要ありませんが,効果的な活用のためのご参考にして下さい。
- 1.0.0(2009 年 1 月): 初期リリース
- 1.0.1(2009 年 2 月): メンテナンス
- 1.0.2(2009 年 5 月): 軽微な改善
- 1.0.3(2009 年 7 月): iPhone OS 3.0 互換性対策
- 1.0.4(2009 年 12 月): 機能追加等
- 1.0.5(2010 年 1 月): 軽微な改善
- iPhone OS 3 における字数制限の最適化
- ヒントメッセージの強化
- 1.1.0(2010 年 3 月): 「辞書登録 Plus」の機能を導入した大幅な機能強化
- 連絡先登録対応(無料版につき最大 32 件に制限)
- 登録履歴の導入(無料版につき最大 128 件に制限)
- 初期設定画面の導入
- ヘルプ機能の強化
- 2.0.0(2011 年 6 月): iOS 4 対応の改善と機能追加
- 登録件数制限の緩和
登録件数制限を連絡先登録 32 件→256 件、登録履歴 128 件→256 件に大幅緩和
- 顔文字登録対応(iOS 4 以上)
iOS 4 以上で [^_^] キー(顔文字キー)への登録に対応
- 操作体系の変更
「一時登録」を「変換学習」という名称に改め補助的な機能として操作体系を見直し
- iOS 4 での問題の解消
iOS 4 における各種動作上の問題を解消。iOS 4 以上で変換テスト時の英語モード強制切替の解消
本アプリケーションの動作はその性質上 OS の機能に大きく依存しているため,iPhone OS/iOS のバージョンによって若干の制約事項がございます。ご利用の OS バージョンに応じて,以下の注意事項にご留意下さい。
- iPhone OS 2.2.1 での注意点
- iPhone OS 2.2.1 では入力欄でのコピー & ペーストは使えません。ただし,一度登録した単語は変換によって再利用できますので,繰り返し使われる語句はあらかじめ登録しておくことをお勧めします
- iPhone OS 2.2.1 ではシェイク操作によるアンドゥは利きません。ただし,登録画面で修正内容をお間違えの際には,よみがなと登録語を両方削除すれば前回保存した状態に戻すことができます
- iPhone OS 2.2.1 では日本語キーボードの処理の性質上,メモリー不足によりシステムの動作が不安定になりやすくなっています。日本語入力の動作が不安定な場合やメモリー不足の警告が出る場合は,一旦装置の電源(ロックボタン長押し)をオフにしてから入れ直してみて下さい
- iPhone OS 3.0〜iPhone OS 3.1.3 での注意点
- iPhone OS 3.x では変換学習でテスト欄を開くときにキーボードが英語版にリセットされます。変換テスト実行の際には都度日本語キーボードに切り替えるようにして下さい。なお,「設定」アプリケーションで日本語以外のキーボードを全てオフにしておけば,キーボードのリセットを回避できますので,切替操作が煩わしい場合は本アプリケーションご利用の際一時的に設定変更してみて下さい(この問題は iOS 4 の導入によって解消されます)
- iPhone OS 3.0〜iOS 4 以上での注意点
- iPhone OS 3.0/iOS 4 以上では登録できる文字数の制限が厳しくなっており,よみがなは最大 127 文字,登録語は最大 140 文字になりました。制限を超える単語を登録すると,実際の変換を実行した際にアプリケーションが強制終了しますのでご注意下さい
- iPhone OS 3.0/iOS 4 以上では原則として Softbank 絵文字 {E001}〜{E537} を含む単語の登録・変換はできなくなりました。ただし,連絡先登録したものは「メール」と「SMS/MMS」に限り使用できます
- iPhone OS 3.1〜iOS 4 以上 での注意点
- iPhone OS 3.1/iOS 4 以上では連絡先登録した単語の予測変換が効かない場合があります。予測変換を使いたい場合は変換テストを併用して下さい
- iPhone OS 3.1/iOS 4 以上では同音異義語が多いと変換候補に出にくくなる傾向が特に顕著になっています。良く使われるよみがなで登録する場合は,通常のよみがなの後に任意の識別文字を付けて登録するようにして下さい(参考)
- iPhone OS 3.1/iOS 4 以上では変換学習の際の変換テストで予測変換が効かなくなっていますので,よみがなを最後まで入力するようにして下さい。ただし,一度変換テストに成功すれば以後は予測変換が有効になり,よみがなの一部で変換できるようになります
- iPhone OS 3.1/iOS 4 以上では標準のメールアプリケーションにおける日本語キーボードの動作に問題があり,登録した単語がメールで使用できなくなる等の不具合が知られています。有効と思われる対処法についてはトラブル情報を参考にお試しください
- iOS 4 以上での注意点
- iOS 4 以上には正規のユーザー辞書が搭載されていますので、通常の辞書登録には「設定 > 一般 > キーボード > ユーザ辞書を編集…」のご利用をお勧めします
- 現行バージョンは iOS 4 の標準ユーザー辞書には対応しておらず,「設定」アプリケーションで登録した単語の編集・管理はできません
- iOS 5 以上での注意点
- iOS 4 以前から iOS 5 にアップグレードした際,ごくまれに OS 内部の変換学習辞書が破損し,登録した単語の変換時にアプリケーションが異常終了するようになることがあります。そのような場合は,「設定」アプリケーションの「一般 > リセット」で「キーボードの変換学習をリセット」を実行してみて下さい(変換学習の効果は全てリセットされますのでご注意下さい)
- 初期バージョンの iOS 5.0.0 ではシステム動作に起因するトラブルが何件か報告されています。iOS 5 をご利用の場合は,必ず「設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート」で iOS 5.0.1 以上にアップデートして下さい
- Web フォームなどのパスワード欄には日本語キーボードが使えませんので,パスワードを単語として登録することは(保安上の理由からも)あまり意味がありません。そのような目的のために iPhone OS 3.0 以上では Safari でパスワードの自動入力が可能となっておりますので,「設定」アプリケーションの「Safari」画面で設定して下さい
- 動詞や形容詞などの用言類を登録する場合は,語幹だけを登録し活用語尾と分けて変換するのをお薦めします。使用頻度の高い活用語尾は連想変換により自動的に提示されるようになります
【例】「うるお」→「浥」(う/い/す)
- 上級者向け: 変換学習の有効性を詳しく解析したい場合には,iPhone のバックアップデータから変換学習辞書ファイルを抽出することが可能です。例えば,Pádraig 氏の